ついこの前、史上最も短いコミックソングは所ジョージ氏の「スブタ」という曲だと書きましたが、では逆に史上最も長いコミックソングは何かと言う話をします。
ズバリ、お笑い音楽グループ・ポカスカジャンの2009年発売のアルバム「ポカスカジャン・カレンダー〜春夏秋冬〜冬盤」に収録されている「五兆節」という曲です。
ハナ肇とクレイジーキャッツの1961年発売シングル「五万節」のオマージュ作品だと思われます。
歌詞が50番まであり、収録時間が15分15秒もある大作となっています。
♪年金問題ふざけんな どこに消えたか言ってみろ これじゃ死んでも死にきれぬ 生きてやるさ五兆歳
ピザに中華に寿司に蕎麦 マンション広告
マッサージ ポストにチラシを入れんなよ
破ったチラシが五兆枚
スピード違反に駐禁に 酒気帯び 一通逆走で ポリスに絞られ怒られて 切られた切符が五兆枚
八百屋に行っても 肉屋に行っても どこでも値切って生きている とにかく相手が折れるまで 土下座したのが五兆回
この世に女がいなければ どれだけ時間を使わずに 済んだか出世もしたものか おっぱいモミモミ 五兆回
掃除機かけて拭き掃除 モップにコロコロかけたけど 何故か絶対落ちている 拾ったちぢれ毛 五兆本
こんな感じのユーモアたっぷりの歌詞が続きます。まさに五万節のオマージュですね。