ロックバンド・筋肉少女帯の1989年発売のシングル曲「元祖高木ブー伝説」。
失恋して、何も出来ずに彼女との別れを見ていた無能な自分をザ・ドリフターズのメンバーの高木ブー氏に例えて歌っています。
元々この曲は筋肉少女帯がインディーズレーベルのナゴムレコードに所属していた1987年に「高木ブー伝説」というタイトルで出したシングル曲ですが、「ドリフターズが怒ってるぞ」という電話がきて、ボーカルの大槻ケンヂ氏がビビってシングルが自主回収&販売中止にされました。
この電話はイタズラだったみたいですが、メジャーデビューしてから「元祖高木ブー伝説」というタイトルでリメイクして発売したら、今度は本当にドリフターズから抗議が来て裁判沙汰にまでなり掛けましたが、当の高木ブー氏本人は「若い奴らがバカやってんの、面白くていいじゃない。許してあげようよ」と凄く寛容で、裁判は避けられたそうです。高木ブー氏心が広いですね。
