ジャイアント吉田とシンフォニック・マッドというグループの1973年発売のシングル「おじいさんと遺書」。
以前紹介した、コミックバンドのドンキー・カルテットのメンバーだったジャイアント吉田氏がドンキー解散後に結成しました。
この曲の内容が、ブラックジョークというのか結構ヒドイ話で引いてしまったんですが、
「ふたなり」という古典落語の演目が元ネタになっているらしいですが
とあるおじいさんが畑仕事を終えて家に帰る途中で、若い娘が木から首を吊って死のうとしている所を目撃、慌てて止める。
「まだ若いのに自殺なんて良くない。それにこんな紐の結び方じゃうまく首を吊れないだろう。
うまく首を吊るにはこうやって結んで…」
と教えてる途中で足を滑らせておじいさんが首を吊ってしまって死亡。
若い娘はビビって逃げ出し、帰りの遅いおじいさんを探しにきたおばあさんがおじいさんの首吊り死体を発見して泣き崩れる、という歌です。
コミックソングですが全然笑えないんですけど。